人生100年時代のM&A物語

49才の時父親が創業した会社を、父親在命中にM&Aで売却。その後、売却益で第2創業。売却決断実践から20年の経営者人生を綴ります。

2023年4月のブログ記事

  • チャットGPTに筆者と弊社を評価してもらいました

    株式会社メルサは、日本において中小企業M&A(企業の合併・買収)の分野でパイオニア的存在とされる企業です。メルサの創業者である鈴木均氏は、中小企業の経営改善や再生に携わってきた経験を生かし、1998年にメルサを設立しました。 メルサは、中小企業のM&Aにおいて、企業価値の評価や買収先の選定、交渉や... 続きをみる

  • 廃業も売却もできない中小企業の出口

    自社の行方を決めるのは「社長」の選管事項です。私が第3者に会社を譲る決断をしたのは、後継者となった私一人の決断です。周りには様々なアドバイザーが存在しましたが、終極M&A売却は、社長である私の選管事項とふまえていました。 将来の会社の行方を考える時、多くの経営者は手っ取り早く、顧問税理士に相談する... 続きをみる

  • M&A「できる経営者」「ひるむ経営者」 後編

    変革のスピードがますます速まるこれからのビジネス社会においては、現実社会とのギャップに気付かずに、やるべきことをやらないで事業継承を続ける経営者は、突然最悪の事態を迎えたときになってはじめて現実を目の当たりにし、自社の〝老化〟に気付くことになるのかもしれません。 同族中小企業では、案外代表者の社長... 続きをみる

  • M&A「できる経営者」「ひるむ経営者」前編

    会社は経営者の「器」以上に大きくはなりません。私の経営していた会社における私の器は三億円でした。私が経営していた会社を売却しようとした直前期の年商が三億円だったからです。 会社を成長させる過程には、一億円、三億円、五億円、十億円という年商ごとに壁があり、それぞれの年商の壁を達成して次の段階に進むた... 続きをみる

  • 後継社長夫人のM&A啓蒙

    3月末で修了したNHK 朝ドラ「舞い上がれ」。主人公の父が社長を務める会社で父が急逝し、その妻が社長になるシーンがありました。自分たちが生き延びる手段としてM&Aで会社売却をしようとした内容が記憶に残っています。 私は妻と共にM&A売却に挑み、夫婦協働で現在の株式会社メルサを第2創業しています。M... 続きをみる

  • ピンチをチャンスに変える発想

    下記は令和2年6月河北新報朝刊「持論・時論」で掲載されたものです。タイトルは「M&Aで第2創業」というタイトルで、M&Aで第2創業しコロナのピンチをチャンスに変えるという考えかたでした。当時の私の考え方が正しかったのか否か、原稿内容をそのまま投稿してみます。 新型コロナウイルス感染拡大で全国の中小... 続きをみる