人生100年時代のM&A物語

49才の時父親が創業した会社を、父親在命中にM&Aで売却。その後、売却益で第2創業。売却決断実践から20年の経営者人生を綴ります。

M&A売却後のハッピーリタイア計画のブログ記事

M&A売却後のハッピーリタイア計画(ムラゴンブログ全体)
  • M&Aで夫婦の絆を保つ秘訣

    同族中小企業の売却は社長の専管事項です。誤解しないでいただきたいのですが、M&Aを議決するための議決権について述べようとするものではありません。 M&A売却は株主総会で、株主の三分の二の同意(特別決議)が必要です。ここでは法務を問題にするのではなく、株主総会で売却を決議するまでには、そのスタートと... 続きをみる

  • 夫婦間の適度な距離の保ち方 その3

    その2からつづきます。 その1及びその2をご覧いただいた方は、売却前も、売却後も夫婦睦まじく経過しているように見えますが、売却後大きな試練に襲われました。 6ケ月の別居生活に見舞われたのです。壮大な夫婦喧嘩でした。火種は、子育てや親族との付き合い方についての考え方の相違でした。売却後、私はネクスト... 続きをみる

  • 夫婦間の適度な距離の保ち方 その2

    その1からの続きです。 会社を高額で売れるほど立派に成長させてきた経営者は、良くも悪くも、どちらかと言えば頑固な性格が多いものです。「俺についてこい」と言わんばかりに、率先垂範で経営の舵を取ってきた猛者揃いかもしれません。しかし、ネクストステージにおいては、「俺についてこい」の率先垂範よりも、協調... 続きをみる

  • 夫婦間の適度な距離の保ち方 その1

    コミュニティ及びコミュニケーションの重要性と共に、売却後の人生を豊かなものにできるかどうかのキーポイントとなるのが「夫婦関係」です。夫婦関係が良く円満であれば、リタイア後のネクストステージもうまくいきます。 「主人在宅ストレス症候群」という言葉があります。ウィキペディア(Wikipedia)によれ... 続きをみる

  • 終った経営者にならないために その4

    その3から続きます。 ここではPDCAを深く掘り下げて説明しませんが、「終わった人」「終わった経営者」にならないための目標設定や行動様式、さらに、自分自身を管理するために、私は次の6項目を読者の皆さんに推奨したいと思います。 「自分の居場所を作るネクストビジネス創業」 「社会と繋がるコミュニケーシ... 続きをみる

  • 終った経営者にならないために その3

    その2からの続きです。 それでは「終った経営者」にならず、生涯現役を続けるにはどうすればいいのでしょうか。M&Aで売却を成功させた後、元経営者の皆さんはどのような人生を送りたいのでしょうか。そのためにはどのようにすればよいのでしょう。 私はPDCAを推奨したいと思います。売却後の人生を謳歌するため... 続きをみる

  • 終った経営者にならないために その2

    終わった経営者その1からの続きです。 経営者の皆さんは手帳をお持ちのはずです。きっとその手帳には、先々のスケジュールがビッシリと記入されているでしょう。しかしながら、一度、そのスケジュールを見つめ直してほしいのです。その大半が自のビジネスを介したスケジュールではないでしょうか。 仕事のスケジュール... 続きをみる

  • 終った経営者にならないために その1

    数年前上映され話題となった映画作品のひとつに「終わった人」があります。定年を迎えた男のまだまだ終われない人生の奮闘記です。舘ひろしさんと黒木瞳さんの主演で映画化したハートフルコメディです。大手銀行の出世コースから子会社に出向し、そのまま定年を迎えた舘ひろしさん演じる田代壮介。世間からは「終わった人... 続きをみる

  • 売却後のネクストステージへのふまえ

    私は現在宮城県仙台市に移住していますが、2002年2月まで、人口約9万人の城下町山形県米沢市で、親子2代に渡り同族の中小企業を経営していました。経営者とはいっても父親が創業者であるため、私は世襲で社長を承継した、いわゆる二代目経営者でした。その弱小中小企業の経営者であった私は、M&Aという手法で第... 続きをみる

  • 「定年難民」と「M&A難民」

    多くのシニアが定年後の生き方探し求めています。定年難民という言葉が一人歩きしているようです。定年後、目的もなく生き方を見失った人を指し、社会問題となりつつあるようです。サラリーマンに限らず経営者も難民となることがあります。自分の会社を退職した経営者が生きがいを失なってしまうのです。 中小企業の事業... 続きをみる